M「家蝿とカナリア」ヘレン・マクロイ

創元推理文庫


犯人がわかるところまではすごく面白くワクワクしながら読みました。
メスの柄の方に蝿がたかるのは何故か?
何故犯人はメスを研ぐ為押し入った刃物研磨店のカナリアを解き放ったのか?


しかし、すれちゃってるので、真犯人「以外」の怪しい点を順繰りに描写していく時点で、真犯人がわかってしまいました。
推理とは全く関係なく。なんて申し訳ない解り方。
劇団が舞台なので人間関係入り組んでそこも面白かったです。