M「神々は乾く」アナトール・フランス   

岩波文庫


でわでわ同じく岩波文庫から、フランス革命を描いたこれを。
たくさん登場人物が入り乱れるので、まずそれを覚えるのに苦労しますし、歴史モノですので、当時の背景に関する注もや〜たら多くて、思わずウキーッとなりますが、しかし!いったんそれが頭に入ると、あらまあ意外と面白い。けっこうダイナミックです。主人公も周りの人物もよく描けていて読むほどに引き込まれていきました。今読むとどうかわかりませんが、当時は無神論者の元貴族に共感したのを覚えています。