M「踊るカメラマン」板垣真理子

SandM2005-03-05

晶文社


ロッコまで来たので、ついでに?アフリカ全体へ行ってみます。
アフリカに魅せられた女性写真家が経験した色々なことが書かれています。鼓童のアフリカツアーに同行したり、“チンプ(チンパンジー)”を撮ったり、マラリアにかかったり、自らのことを「行動肉体派」というだけあってなかなか体当たりです。もともとジャズ・ミュージシャンの撮影から写真家の道へ入ったそうで、そんな生い立ちや音楽との関わりや写真術についても綴られています。前書きに、自分と対極にある「想像に生きる人」についても書かれていて、その対比に、ちょっとなるほどなあと思いました。