2005-03-12から1日間の記事一覧

M「嵐が丘」エミリー・ブロンテ  

岩波文庫 この交歓日記をはじめてから、「むかーし読んだ本、今読んだらどう感じるかなあ」と思い出す本がいくつかあって、この本もその一つです。とっても有名な、ヒースクリフとキャサリンの激しい愛の物語。エミリー・ブロンテの姉シャーロット・ブロンテ…

S「シンデレラ迷宮」氷室冴子

コバルト文庫 「森を出るべきでなかった」という一文が象徴的な、外の世界への旅立ちを描いた小説。少女が目を覚ますと、周囲を様々な女達が取り囲んでいた。リネという名前の他は記憶を失ったまま女性達の家を順に訪ねるうち、思い出したくない記憶が少しず…