2005-03-09から1日間の記事一覧

M「皮膚−自我」ディディエ・アンジュー

言叢社 皮膚の損傷は身体や「自我」の境界線を維持し、 無傷のまとまった存在であるとの感情を再建するための劇的な試みである。 皮膚は外界に接する一番外側の器官です。接触感や音や温度、嗅い、味覚、苦痛などを感じる外被であり、「わたし」という自我を…

S「『気』で観る人体 経絡とツボのネットワーク」池上正治

講談社現代新書 人間の身体には「気」が流れるルート「経絡」がある。大きな幹線道路と支線があるように、その道はひとつではない。この本は人体の道路地図のようなもの。道の名前と、どこからどこを通っているかが書かれている。 「このツボを圧すと○○に良…