めるくまーる
今日は死ぬのにもってこいの日だ。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 生きているものすべてが、わたしと呼吸を合わせている。 すべての声が、わたしの中で合唱している。 すべての美が、わたしの目の中で休もうとしてやって来た。 あらゆる悪い考えは、わたしから立ち去っていった。 今日は死ぬのにもってこいの日だ。 わたしの土地は、わたしを静かに取り巻いている。 わたしの畑は、もう耕されることはない。 わたしの家は、笑い声に満ちている。 子どもたちは、うちに帰ってきた。 そう、今日は死ぬのにもってこいの日だ。
反射的にカルロス・カスタネダの本を思い浮かべたのですが、今日はこれで。
プエブロ族インディアンのおじいさんの含蓄あるつぶやきが、英語原文と共に味わえて、けっこうキます。彼らの肖像画も収録されています。今気づいたのですけれど、これも「めるくまーる」社出版ですね。推薦文は中沢新一さんです。あっはっは(なぜ笑う)