M「サイキック・ロシア」中島渉  

徳間書店


今回は、タイトル「サイキック」つながりです。
これが出版されたのは1991年ですが、当時のロシアの混迷した状況及び民族のねじれがどこからきたのかを、歴史的・全土的に広い視点で見渡して分析しています。広い視点なだけに少し浅いかなと思うところもありますが、知らなかった事実も多く、その虐殺報復の繰り返しと根の深さに唖然とします。サイキック関連は題に違って?少なくて、ラスプーチン・ヴラヴァッキィ・グルジェフの人生をちょろっとおさらいした程度ではありますが、ロシア人のオカルト好きを再確認できますし、クレムリンロスチャイルドの関係、KGBの内部などにもちょこっと言及が有ります。