M「ひとり 誰にも看取られず」NHKスペシャル取材班&佐々木とく子

阪急コミュニケーションズ



ううううう〜。幾つか事例が紹介されていますがコレが辛い辛い。
死後三年経過し白骨死体になるまで発見されなかった男性なんて最たるもの。
その間誰も訪ねる人も連絡する人もなかったということだものね。
他にも、妻子もなく最後まで職安に通い求人票の束の中ひっそり死んでいく男性。
認知症になり、親族に団地へ放り込まれた女性。


うーむ、他人ごとではない!


孤独死」という問題が表面化してから、地域行政やボランティアによって様々な取り組みがされていることが紹介されていて、一定の効果はあるとは思うんですが、
でも結局は、「本人が孤独死したくないと思い行動する」に勝る予防策はないんだろうなあ…。
そんな気がしたです。
家族親族との連絡を絶やさない、地域と交流する、辛いときは率直にSOSを出す、などなど…。


でもなかなかそうはいかないですよね。家族がいなかったり、いても疎遠だったり、交流できる地域組織がわからなかったり、SOS出せる仕組みが身近になかったり…。


実は結構「孤独死でなにが悪い」という意見もあるそうです。
でも死んで発見までに時間がかかると、遺体は悪臭を放ち蛆がわき下手すると床にまで人間の脂は染み込み、賃貸住宅なら前面改装、費用も手間もかかる。
私個人は、誰にも看取られず死ぬのはこれまでの自分の生き方から致し方ないと思ってはいるのですが、後始末で迷惑をかけることは避けたい。
なのでゆくゆくは、遺言執行人を指定して「死後事務の委任契約」を結んでおくか、もしくはNPO法人サポート契約を利用したいと思っています。
とりあえず後始末にかかるお金くらいは貯めておかねば〜!!


話それました。
事務処理はそれでいいとしても、死後何日も放置されていたら、直後の後始末は大変です。
なので可能な限りすみやかに発見されるようにしたいものです。
となると、できるだけ他者との繋がりを心がけておかなくてはいけないのでしょうね。
しまった、苦手だな…うーん。あれだな、「あんしん電話」とか設置しなくちゃだな。