2005-02-02から1日間の記事一覧

S「香水 ある人殺しの物語」 パトリック・ジュースキント

文藝春秋社 母に殺されかけてパリの修道院で育てられたグルネイユは子供の頃から疎まれていた。あらゆる匂いをかぎ分けることができるのに、彼だけは全く匂いがない。匂いの強烈な18世紀フランスでは、無臭な人間はとても違和感があるらしい。 世界は小さ…

M「世界朝食紀行」 西川 治 

:マガジンハウス 写真付エッセイ集でこれを思い出しました。東南アジア、中東、ヨーロッパなど各国の朝食風景を写真付きで綴っています。一口に朝食といっても、当然ですが国によって様々で、それからチラリ覗く民族性も楽しいです。著者は写真家なのですが…